創業当初から続いている電気設備工事と計装工事。
現場では、たくさんの作業員を束ねる現場監督がプロデューサーとして、お客様から依頼された物件の工程管理をしています。
安全・正確に、そして美しく配線工事をする、それが東海EC。
配電盤など、決して人目につく場所ではありませんが、見えないところもこだわって仕事をしています。
品質・安全パトロールというチェック機能があり、高い品質基準を保っています。
その仕事ぶりが認められ、展示会会場の配線工事を任されることが増えました。
私の仕事は、お客様から依頼された物件を工程通りに終わらせるために、
7〜8人の作業員さんの状況を把握しながら作業指示を出すことです。
前職は女性ばかりの職場だったので、
父親やそれ以上の年齢の男性が多いこの現場は初めは不安でしたが、
今ではみなさんに助けてもらいながら充実した毎日を過ごしています。
仕事をする上で意識しているのは、女性だということよりも、
私が主導権を持ってやるのでなく、
作業員さんに考えて施工してもらうことと、工程は全員で共有すること。
だからコミュニケーションはとても大事です。
作業員さんだけでなくお客様に対しても、共有を心がけています。
組み立てする人も配線する人も、
それぞれ課題を抱えながら仕事をしているので、
聞き取りをしてなるべく早く解決できるようにしています。
なかなか予定通りにいかないのが仕事。
その中で、いかに早く軌道修正をして
お客様の希望に沿った工程を守るか、だと思います。
そこでもやっぱりコミュニケーションが大事なんです。
工事部門では、ゼネコンからの請負で、
工場の電気設備工事が多いです。
工場の場合、新しい機械を導入したり、電気設備の変更や保守保全も多いので、
それにスピーディーに応えることが必要です。
お客様は、電気について詳しく無い場合もあるので責任施工となります。
その分、どう使うのか、なぜ必要なのかといった
使い勝手の良さをヒアリングして考えます。
10年20年と使い続けていくので、そう言ったことが実はとても大事です。
自分一人で行うので、営業窓口でもあり、図面を引くこともある。
一つの仕事をトータルで行えるので、
大変な反面、自分で考えて自分の裁量でできるのはいいところですし、
直接エンドユーザーとコミュニケーションがとれるので、
終わった時に喜んでもらえるのも嬉しいです。
こういった技術職は、道具にしても技術にしても
日々進化するので、勉強することが多い。
でも、本を読むだけではわからないことが多くて
結局現場で経験積むしかないと思います。
そういう情報共有も大切なので、
常にいろいろな方とコミュニケーションをとるように心がけてます。